長野市　公認会計士・税理士・会社設立・創業支援・会計・決算・確定申告・相続税・会計監査・事業計画　武部会計事務所

法人成りをすると決めた場合に、次は会社設立をどのような形態で行うか？ということを決めないといけません。

会社の形態には、①株式会社、②合同会社、③合資会社、④合名会社の4種類あります。

ここでは、あまり新規設立のない合資会社と合名会社については比較を割愛し、株式会社と合同会社の２つに絞って比較していきます。

※１：司法書士に委託する場合には、別途手数料が必要になります。

上記の比較を踏まえ、どのような場合に、どのような会社がおすすめなのか？

株式会社のおすすめポイント

・法人取引が多く、会社の信用力が必要とされる業種

合同会社のおすすめポイント

・設立コスト、役員の登記費用などの点で合同会社の方が、コストが少なく済みます。なるべくコストを抑えたい方向け

・飲食業、美容室など主な顧客が個人の場合で、事業は屋号で行わるような業種

参考：法務省【登記統計　統計表】

２０１６年1月の会社設立件数は、株式会社　８，２１０件に対して、合同会社　１，９１３件となっています。

合同会社の制度ができて約１０年。設立の件数も上記のとおりで、今後社会的認知度も増えていくと考えられます。

設立コストは安い方がいいけど、信用力の面で心配なので、合同会社の設立には躊躇してしまうという方でも、上記のことから信用力についてはそれほど心配するほどのことはないと、個人的には思っています。